iPhone15Proが届くまでの約1ヶ月間、YouTubeや Amazonでケースを探しまくっていました。その中でも有力候補に上がってきたのが、CASEFINITEです。息子もCASEFINITEのiPad mini6用のケースを購入していて、なかなか良いなと感じていました。
購入時に惹かれたポイントは、①薄さと強度、②iPhoneのナチュラルチタンが透けて見える半透明な素材、③MagSafe対応の3点です。
最大のポイントである薄さはすぐに普通に
まずCASEFINITEの最大のポイントは薄さです。
購入したTHE FROST AIR ULTRAは「裸」に強度を加えたちょうど良い塩梅の商品です。薄さも1.2mmと最薄の0.8mmに比べると0.4mm厚いですが、この程度でしたら厚いという表現が似合わないほどです。この1.2mmという厚さを量産化する技術の裏には設計段階での大変な試行錯誤と製造技術が必要だったかと思います。ただ、この薄いという最大の価値はあっという間に日常使いに入り込み、普通になってしまったような気がします。
強度は悲劇に際に実感できる
THE FROST AIR ULTRAは薄さと強度の両面のニーズに対応した商品です。幸いにもこれまで画面が割れるような派手な落下経験はなく、ケースの強度に大きく助けられたことはありません。これからもこの強度を実感することなく時が過ぎてくれることを願っています。
ほんとうは裸族になりたい
色はアイスホワイトを選択しました。期待したのはiPhone15Proのナチュラルチタンの素材感。さすがにケースを装着しない「完全裸族」になるのにはかなりの勇気が必要です。
アイスホワイトの乳白色は、ナチュラルチタンの素材感と色調を封じたものでした。そもそもクリアケースではないので無理な期待でした。
アクションボタンが押しづらいボタンホール
側面についている音量ボタンや電源ボタン部分はレーザーカットで丁寧に切り取っているらしく、問題なくボタン類がケース側面から顔をだします。
とは言え、ボタンの押し方にはコツが必要でした。ボタンを押し込むために指の向きや力加減を気にすることが必要で、ボタンを押すたびに、軽いストレスを感じます。特にiPhone15Proの新機能となるアクションボタンをスマートに押すことができないのが大変残念です。
アクションボタンは大いに活用できるはずと思い、YouTubeで割り当てる機能を学び、セッティングを準備していましたが、そのボタンを押すことにストレスを感じ使用頻度は低くなっていきます。アクションボタンの活用は、習慣や癖レベルに昇格させないともったいない機能だと期待していたので残念でした。
ガッチリ張り付くMagSafe対応
MagSafe対応のスタンド、スマホリングには吸い付かれるように張り付き、その磁力は外れちゃう不安を無くします。頼もしく完璧な磁力です。
ケースは装着してみないとわからない
ということで、CASEFINITEのTHE FROST AIR ULTRAは、事前に期待していた機能を十分に実感することができませんでした。
iPhone15Pro本体は、3〜4年は使えるとても高価な買い物ですので、ケース選びは毎回悩みます。
YouTubeのガジェット新商品紹介では、その特徴やメリットそして若干のデメリットを紹介され、購入前の予備知識としては大変参考となりますが、最後は買ってみて、手に取って、装着してみて、自分の期待していた価値に合うかだと、今更ながらに気づきました。60代になっても一番身近なガジェットであるiPhone。次に買い換えるのはきっとiPhone18ごろかと。それまで使い続けるケースの選択は最重要テーマです。ケースの買い替えの検討を始めています。